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政経受験QandAは、政経受験生から受けた質問をまとめたものです!
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政治・経済とはどのような科目ですか?
社会科目には地理・歴史・公民がありますが、そのうちの公民に含まれる科目です。
中学時代に、日本の政治体制や経済の仕組みなどをさらっと勉強したと思いますが、
それをより深く学習する科目です。
例えば、世界の政治体制、日本国憲法、基本的人権、日本の政治体制、国際政治のような政治分野、
経済の仕組み、市場機構、財政、金融、国民所得、労働問題、消費者問題、その他の諸問題、国際経済のような経済分野があります。
現代社会や公共の一部にもなります。
現代社会や公共と何が違いますか?
令和7年度入試から選択ができる「公共」(それまでは「現代社会」)との違いは、「倫理分野」の有無です。公民科は「政治・経済分野」と「倫理分野」に分かれますが、政治・経済はこの「政治・経済分野」のみが出題対象になります。公共や現代社会は倫理分野も含まれます。
政治・経済はどの大学でも使えますか?
一部大学では使えません。例えば、慶應義塾大学、早稲田大学の一部の学部、関西学院大学、甲南大学などです。ただし、これらの大学でも共通テスト利用では使えるケースがほとんどです。
ご自身の志望大学が受験できるかをご確認ください。
ほかの選択科目に比べて不利ですか?
社会科目の選択科目は、「世界史」「日本史」「政治・経済」「文系数学」の4つから基本的には選択することになります。当然科目によって平均点の違いがあるので、それによる有利不利がないように得点調整を行います。したがって、科目によって有利不利はありません。
ただし、政治・経済は平均点がとても高い傾向にあるため、高得点が取れないと厳しいケースが多いです。ですが、逆に政治・経済が一番選択科目で難しい科目という大学もあるので、その点は学校によります。
また、共通テストでは逆に平均点が低い傾向にあるため、他の科目の選択者よりも高得点を取るのは難しい状態です。
政治・経済はどんな人におすすめですか?
まずは政治に興味がある人、経済に興味がある人は絶対におすすめです。
次に、法学部、政治学部、経済学部を目指している人にもおすすめです。
あとは、短期間で合格したという方にも逆転チャンスがある科目といえます。
政治・経済で注意すべきことは何ですか?
1つ目は、計算があるということです。
数学が苦手で文系に来ましたという人も多いかと思いますが、政治・経済は経済学の入門でもあるので、計算問題が出てきます。少なくとも中学数学までの知識は必要なので、中学数学が危うい人は、
基礎計算を一度できるようにしておくことをお勧めします。
2つ目は、学習の深さが必要ということです。
政治・経済は出題範囲が狭い分、非常に深くまで聞かれます。特に政治分野では最高裁判例など法学部の基礎になるような知識まで問われます。その深くまで学ぶためには丸暗記では厳しいところがあるので、暗記することと理解することの両方をできなければなりません。
3つ目は、時事問題の対策が難しいということです。
時事問題は、日常のニュースになっているようなことが入試で問われるというものなのですが、中学公民の時事問題とは大きく異なります。あくまでも政経に関わる内容だけですが、具体的な数値など資料の知識なども求められるため、時事問題の対策は非常に難しいです。
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